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温禾 台湾食堂 ― 神田で味わうぬくもりごはん

投稿者:社員Y.H(女性) 投稿日:2025年10月25日 カテゴリー:取材 社員の日常

JR神田駅から徒歩約3分。

オフィス街の一角に、あたたかな木目の看板と桜のロゴが目を引く「温禾(おんか) 台湾食堂」があります。

ガラス張りの明るい外観からは、店内の活気が伝わってくるよう。

店名の「温禾」には“ぬくもり”と“実り”の意味が込められており、どこか家庭的で心をほぐす空気が漂います。

店先には写真入りのメニュー看板が並び、「ルーロー飯」や「コンロー飯」など定番の台湾ごはんがずらり。

甘辛く煮込まれた豚肉の香りが食欲をそそり、ランチ時には多くの人が足を止める人気店です。

実食レポート:ルーロー飯(950円)

今回いただいたのは「ルーロー飯(950円)」。

角煮とそぼろがほどよく混ざった一杯で、見た目からも“家庭の味”が伝わる優しい雰囲気。

ひと口食べると、甘辛いタレがごはんにじゅわっと染みて、豚肉の旨みが口いっぱいに広がります。

ほろっと崩れる肉の柔らかさと、ほんのり香る八角が絶妙なバランス。

添えられた煮卵と高菜が味のアクセントになり、最後まで飽きずに楽しめます。

ボリュームも十分で、食後はじんわり満たされる満足感。

「派手さはないけれど、また食べたくなる」そんな味わいが印象的でした。

気取らず立ち寄れる“ぬくもりごはん” 店内には、ショーケースに並ぶ惣菜がずらり。

スタッフが手際よく盛り付ける姿に、台湾の屋台のような活気を感じます。

黒木耳の炒め物や鶏肉の香味ダレなど、どれも手作りの温かみがあり、見ているだけでお腹が鳴りそう。

味だけでなく、雰囲気もまた“温禾”らしさ。

気取らず立ち寄れる日常の中のごちそうがここにあります。

「今日も頑張った自分に、少しやさしいごはんを。」

そんな時にぴったりの、神田の小さな台湾食堂です。