社員ブログ

カフェ・トロワバグ — 地下に広がる小さなアンティーク喫茶

投稿者:社員Y.H(女性) 投稿日:2025年10月25日 カテゴリー:取材 社員の日常

神保町の路地を歩いていると、ひっそりと現れる細い階段。

その階段をゆっくり降りて扉を開くと、どこか懐かしい空気に包まれた「カフェ・トロワバグ」があります。

昭和51年(1976年)創業の小さな喫茶店です。

店内には、長い時間を重ねてきたアンティークの道具たちが静かに佇んでいます。

年代物の天秤、ミル、銅製イブリック……まるで時間が止まったような空間。

目に入るすべてが物語を持っていて、思わずひとつひとつ眺めたくなるほど。

実食レポート:期間限定「ミルクラム」(900円)

今回いただいたのは、季節限定のミルクラム。

ホットミルクに、刻んだラムレーズンと生クリームがとろりと溶け込んだ、やさしい味わいの一杯です。

ラム酒のほのかな香りがふわっと広がり、心もカラダも温まる癒しのデザートドリンク。

真っ白なカップに注がれた真っ白なミルクラムは、まるで雪のよう。

静かな時間の中で味わうと、冬の訪れをそっと感じさせてくれます。

階段を下りたその先で出会えるのは、 “時がゆっくり流れる”という贅沢。

寒い季節にぴったりの一杯を、アンティークに囲まれながら――

神保町の地下にひっそり灯る温もりを感じてみてはいかがでしょうか。